数多ある動画の中で意外に目につくのが、ゲームプレイ動画。個人やYouTubeの方々が、ゲームのプレイ動画をアップしているだけなのに、非常に数多く存在し、そして、再生回数も非常に多いのが現実。有名なYouTuberの方々を始めとして、数十万の再生回数のゲームプレイ動画が数多く存在しています。

 

他人がプレイする動画を見るのは不思議なことじゃない

一体どうしてこんなに存在しているのでしょうか。ゲームのプレイ動画は、ゲーム機の機能や動画キャプチャソフトなどで録画しているもの。プレイしている方の声や姿も映っている場合はありますが、本当にプレイしている動画をアップしてるだけというのがほとんど。それでも、良い再生回数をしているんです。
こうしたプレイ動画は、実はゲームしている側にとっては、実はすごくいい参考になるものなんです。すでにプレイしているゲームの攻略のため、もしくは、購入を検討しているゲームや知らないゲームの参考にするためなど、プレイする側には、格好の参考材料なんです。
他にも、これだけゲームが普及した現在では、ゲームをプレイするのを見るという行為は、友人などがプレイをしているのを見るのと似て、あまり不思議なものでもないのです。上手なプレイヤーや、配信者側の実況されている方が面白おかしく話せば、むしろ面白いと感じることもあるでしょう。若い子のみならず、ゲームを若いころからしている世代からすれば、こうした感覚はあまり不思議な現象ではないのです。

 

配信者にも負荷はあまりかからない

配信する側も、述べたようにキャプチャそのものはそれほど手間がいりません。ゲーム専用機ではなく、PCを使用する場合はそれなりのPCスペックがいるというだけ。あとは、あえて言えば、プレイしているゲームの上手さや、面白さなどがあるかどうかです。
Youtubeなどで、動画配信を生業としている方にとっては、重要な仕事にもなりますが、基本、ゲームプレイ動画をアップロードするのは、それほど難しい行為でもありません。

 

著作権は大丈夫なの?ゲーム会社はどう考えているの?

ただ、気になるのはこうしたゲームプレイ動画は、著作権に反しないのでしょうか。ゲームの購入したソフトと、プレイデータは、配信者のものですが、ゲームの内容、グラフィックや表現などは、ゲーム会社に帰属します。

 

昨今のゲームは、かなりの金額を投入されて制作されたもの。こうしたものが、これだけ配信されているのに、なぜ何もお咎めも規制もないのでしょうか。
実際には、著作権違反で訴えているケースや削除を求めるケースもちらほらあり、ニュースにも取り上げられています。
しかし、現実には明らかに減っていません。明らかにこれらゲームはゲーム会社によって黙認、容認されているとしか思えないのが現状です。実際、PS4にはキャプチャする機能まで存在し、ゲームによっては、ゲーム会社がゲームプレイ動画を容認している場合も見られます。
理由は簡単。ゲーム会社にとっては、これらゲームプレイ動画は、必ずしも弊害とは言えないというのがその理由。ゲームを販売する際、ゲームのプロモーションビデオも配信されますが、そうしたものは、すごく短く、開発中のものです。こうしたゲームプレイ動画が配信されることは、ゲーム会社にとっては、自前のプロモーション以外に、草の根で自然に広がってプロモーション的な役割を担ってくれる格好の手段になっているのです。

 

 

ゲームプレイ動画はニーズにマッチしたプロモーションにもなっている

つまり、企業側のマーケティング的効果と、ユーザー側のニーズがマッチしているのが、プレイ動画の普及の理由。

 

今後、ゲームプレイ動画がどのようにゲーム会社側と連携をとるのかは、まだ判然としませんが、プロモーションの手段として一定程度容認される方向になる可能性は大いにあります。実際、プレイ動画を模して企業自身が下記のようなプロモーション用動画を公開する例も見られます。

 

▼ライフ イズ ストレンジ: 日本語吹き替え版ゲームプレイ動画1

 

ニーズに見合ったPRの手段を

ゲームプレイ動画はユーザーニーズに適ったゲームのプロモーション手段。これは、動画を含めたPR全般での重要なポイントです。動画をPRなどで使用するにしても、見る側にとってメリットのあるもの、ないしは、見たくなるものを提供することこそが、非常に重要な鍵になります。
動画という手段が、スマホなどの普及で非常に簡便に見られるようになった現在。重要なのは、見られる動画かどうかです。他にもYouTubeのTrue Viewなどが示すように、鑑賞に耐えうる動画、ひきつけられる動画であれば、視聴者の意図しない動画でもついつい見てしまうものです。

 

動画は文章などと違い、受動メディアです。始まってしまえば、5秒や10秒とは言っても、画面全体の情報量や印象は、同時間当たりの文字情報よりも勝ることも可能なんです。このポイントこそ、動画の魅力とも言えますね。

 


ゲームプレイ動画が多い理由とは?マーケティング的効果とユーザー側のニーズのマッチングこそ重要

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