広告を活用する際、いや、一般に効果的なマーケティングを行う際に、重要なのは、届ける相手に応じて最適な手段を用いることです。例えば、企業名も商品の魅力も知り尽くした相手には、さらに新たな情報や、これまでのイメージを変えるような手法を用いないといけませんし、何も知らない相手には、そんな詳しいことよりも喚起することが先決です。
殊、ここ数年、インターネット上で多く活用されるようになった動画は、その受動性の高い特性からイメージ訴求には非常に向いています。企業や商品、サービスの関心喚起にはもってこいの手段です。
ただ、その動画を活用したマーケティングとは言っても、ここ数年、動画広告やインターネット広告は、数多く増え、ちょっと縁遠い人間には分かりづらい状態になっています。

 

動画は、その性質上、制作コストが掛かりやすいものです。せっかく作った動画をより効果的に使うために、また、これから動画を使うにしても、どのような手段で活用するのかを見越してから制作しないと掛けるべきコストも見えてきません。
今回は、動画マーケティングの手法のうち、費用対効果のよいものを訴求対象別に5つ選りすぐってご紹介します。

 

まずは知ってもらうこと! You Tube / True view

動画の魅力は、なによりその受動性。これまではTVCMがその代表例でしたが、イメージ訴求で、これまで知らなかった層、あまり認知していなかった層に対して、知ってもらうこと、認知してもらうこと。このイメージ訴求こそ動画の最大の魅力です。
そうした層にもってこいなのが、当サイトのみならず、昨今、多くのところで語られているYou Tube True View。You Tubeそのものの認知力は、言うまでもなく、サイト訪問者のみならず、「動画と言えばYou Tube」のような状態となっており、他サイト、他サービスにおいて、You Tubeの動画を埋め込むというかたちでも広く閲覧されうるのが、このYou Tubeの魅力です。
そのYou TubeのTrue Viewは、ユーザーが動画を見る際に、冒頭に閲覧する形式のほか、You Tubeの検索画面に表示される形式や、動画閲覧画面の横に表示される形式で配信されます。

 

その魅力は、ユーザーに視聴の選択を委ねることのみならず、その課金形式にも目を見張るものがあります。多くのインターネット広告では、効果に応じた成果報酬、クリック課金、閲覧に応じたインプレッション課金などさまざまな課金形式が存在しますが、True Viewの場合も、視聴課金。ユーザーが10秒以上視聴した回数に応じて費用が掛かる仕組みです。なんと一定回数以上でないと、費用掛からないという仕組み。1日200回未満だと、費用は掛かりません。
さらに、他のインターネット広告同様に、ターゲットの属性に応じて配信することが可能で、広告主側で予算を設定することも可能です。

▼参考サイト:YouTube広告掲載
https://www.youtube.com/yt/advertise/ja/
https://support.google.com/displayspecs/answer/6055025?hl=ja&ref_topic=4588474

▼掲載動画

 

潜在層にロックオン! Niconicoだって、動画サイト!

なにも動画広告は、You Tubeだけじゃありません。そのほかの動画サイトなどを始めとして、主要なプラットフォームでは、Flash形式のものを含む、動画広告は、広く採用されています。
代表的なのは、niconico動画の動画広告。こちらもTrue View同様に、本動画再生前に再生され、ユーザー側で視聴するかしないかを選ぶことができるものです。課金形式も再生数毎。
niconicoは、国内の動画サイトでは、多くのアクセス数とユニークユーザーを保有するプラットフォームです。ユーザー属性は、若い男性に傾斜していますが、そうした対象に訴えかけたい場合は、主要な広告媒体となるでしょう。

 

▼参考サイト:Niconico 動画広告セールスシート
http://sales.ads.nicovideo.jp/data/20160709/pdf/nicovideo_2016_07-09_01.pdf

幅広い対象に訴えかける! Yahoo! Japan

他にもyahoo!でも動画広告は見られます。Flash形式の場合は、Googleなどを始めとして、HTML5への切り替えが始まっていますから、どうなるかは分かりませんが、純粋なムービー形式の動画広告も可能です。

 

トップページなどに表示するインプレッション保証型の広告。そして、You Tubeなどと同様に、動画コンテンツ前に再生され、視聴回数毎に課金されるViews保証型。

 

Yahoo! Japanの場合は、プラットフォームとして、そのアクセス数は絶大な安定力を誇っていますし、動画サイトも数カ月前に大きくリニューアルしたGYAO! を保有しています。その最大の魅力は、ニコニコやYou Tubeのように、動画を好んで見る若い層に限られないという点。バランスの良い対象に訴えかけるなら、有力な広告手段になります。

 

▼参考サイト:Yahoo! Japan広告商品の特長
http://marketing.yahoo.co.jp/service/ad_feature.html
http://marketing.yahoo.co.jp/download/

もっと直接的に顕在的な層に語り掛けたい! twitter、Facebook

動画広告やインターネット広告のみならず、現在のマーケティング全般において、無視できないのがSNSです。代表的なのがtwitter、Facebook。どちらも広告を活用しています。ユーザーが閲覧するページ中にプロモーションとして入り込み、ユーザーがフォロー、いいね!、閲覧などのアクションを行うことで課金される仕組みです。このSNSの広告にも動画広告を活用することができます。
これら広告は、広告主が届けたいターゲット属性を決定して配信するもの。重要なのは、まさにここ。これまで紹介した動画広告も、ターゲットの属性を決めて届けることが可能ですが、閲覧される状況は、他の動画の再生前やページ中の脇などです。対して、SNSの場合は、ユーザーが正に閲覧するフローの中に入り込むことになります。より密着して届けることになり、相手に半ば直接的に語り掛けることにもなります。
これは魅力でもありますが、注意すべき点でもあるのも事実。注意深くターゲット選定を行わないといけないでしょう。ただ、一度何らかのかたちで接したユーザーや、関心を持つことが明らかな顕在的なターゲットには、非常に有効な手段でしょう。
この場合、動画の性質も認知を目的としたイメージ訴求もさることながら、より具体的な商品、サービス理解などが向いているかもしれません。

 

▼参考サイト
Twitter広告の仕組み
https://business.twitter.com/ja/help/troubleshooting/how-twitter-ads-work.html
Facebook広告
https://ja-jp.facebook.com/business/products/ads/

 

なにも広告は大規模サービスを利用するだけが手段じゃない

最後に紹介したいのは、なにも広告は大規模サービスを利用するだけが手段じゃないということ。これまで紹介した広告の課金形式は、再生回数などに応じたものが主流。ただ再生回数は、企業やサービスの認知度や、動画広告そのもののクオリティに左右されてしまうというのが実情。結果、あまり効果がなかったというのも大いにあり得るでしょう。
であれば、もっとユーザーに密着した広告を届ければよいのです。動画に限らず、昨今注目されているのは、記事広告やネイティブアドです。自然なコンテンツとして商品やサービスを伝えることで、ユーザーに届けるのが最もユーザーに魅力を伝えやすく、そのコンテンツに自然に触れた人が、すなわち潜在ターゲットでもあるわけです。これが最も自然なマーケティングです。
動画においても、同じような活用は可能です。別に広告として出稿しなくても、動画サイトやSNS、その他数多くのプラットフォームや、自社サイトを含むWebサイトに、動画コンテンツを活用すればよいのです。
この場合、動画への導線を整えることや、ユーザーに届くように自発的に発信していかないといけません。すでにSNSや各種情報発信などを活用してるなら、その道筋は整っているでしょうが、それが整っていない場合は、それを整えることが先決となるでしょう。

 

 


最適な動画マーケティングとは? 対象別に見た費用対効果良い手段5選

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